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Fishing アメリカのバス釣り


巨大サイズのスクエアビルブーム到来? 2014/6/16(月)

添付画像 先週末、私の住むアラバマ北部のピックウィックで行われたFLWツアーは、今期BASSとFLWの両ツアーにダブルエントリーしているグレッグ・ハックニーの優勝で幕を閉じましたね。
今回ご紹介するのは、ハックニーが優勝を決めた最終日は6月8日の日曜日なのに、彼がまだ優勝を決める前日の6月7日土曜日にはもう、私を含む一部の地元のオッサンバサーたちが、現地に行かずして彼の使っていた秘密のウイニングルアー(になる予定だったモノ)を実はもう知っていた、というタイムリーなお話です。

本題に入る前に、まずはピックウィックという湖がどんなところか?をざっくり説明します。
アラバマ州北部を東から西へ横切るように流れている巨大な河川、「テネシーリバー」(上流がテネシー州のためこの名前だが、実際にはアラバマ〜ケンタッキー州内も流れている)をせき止めて作られたダム湖のひとつ。
上流には、ウイーラー、ガンタースビル、という具合に、アメリカのバスフィッシングに少しでも興味のある方なら一度は聞いたことのあるような有名なダム湖が連なる。このテネシーリバー水系のアラバマあたりというのは、アメリカの中でも特にバスフィッシング(特にプロトーナメント)の盛んな地域。


テネシーリバー各湖の位置関係図。私はウイーラーの近所に在住
テネシーリバー各湖の位置関係図。私はウイーラーの近所に在住。
テネシーリバー水系のアラバマ州内におけるトーナメントウォーターを語る際に、これらピックウィック・ウイーラー・ガンタースビルはひとまとめにして取り上げられることが多く、アラバマ北部を代表する釣り場と言って間違いないだろう。
面白いのは、これら3つの湖はおなじテネシーリバー上にありながらも、それぞれがバスフィッシングレイクとして全く異なる性質を有すること。
そのあたりの話を細かくしていくとキリが無いのでここでは割愛するが、今回のピックウィックに関しては、代表的な「ディープの地形攻略レイク」と言うのが的確な表現だ。
人知れずのディープ沈み物を魚探で見つけディープクランクで狙うエキスパートとして知られるBASSエリート選手のティミー・ホートンは、ここピックウィックで若き時代にガイド修行を積んでから全国区のプロへと羽ばたいて行った事は有名。
つまり早い話が、ピックウィックで強い人、とか、ピックウィックで勝つための王道、と言えば誰もがディープクランクや重いフットボールジグなどに代表される「ディープの強い釣り」を連想する。
そして近年何かと物議をかもし出しているアラバマリグも、じつはこのピックウィックの近所(私の住んでいる近所とも言えますが・笑)に住むフツーのオジさんが発明したもの。あれだって、ディープのスクールを模したルアーであり、そういった土壌があったからこそ生まれた発想と言えるだろう。

…で、まずはFLWの公式サイトに掲載された試合後のハックニーのインタビュー記事は以下の通り(抜粋・要約by小島宏)。
FLWピックウィックを制したグレッグ・ハックニー
FLWピックウィックを制したグレッグ・ハックニー

・トップ10決勝に残ったほぼ全員が夏のピックウィックでは典型的とも言える10から20フィートのディープを攻めていたのに対し、ハックニーはあえて6フィート未満のシャローなハンプ、レッジ(ブレイク)を狙った。そのおかげで、他の選手とのバッティングに悩まされずに済んだ。

・プラクティス初日に見つけた、まさかの浅いレンジに存在した「その場所」は、試合中も誰にも狙われること無く、ほとんど手付かずの状態で温存されていた。この時期のピックウィック=ディープという常識的な概念が定着しているからこそ、誰からも見落とされて残っていたのだろう。今シーズンが始まる前、冬季にアメリカ南部を襲った強烈な冷え込みの影響を十分考慮し、シーズナルな水中の魚の動きは例年通りではないはずだと考えてプラクティスを煮詰めていったハックニーの判断は正しかった。

・使ったルアーはKVD2.5(スクエアビル・シャロークランクベイト)、5インチ・シャデリシャス・スイムベイトのジグヘッドリグ、デニーブラウワー(以下略:デニブラ)モデルのストラクチャージグ(ガード付き)1/2ozと3/4oz。FLWのサイト上では、この3種がウイニングルアーだと公式発表された。

…そして、以上の内容のインタビュー記事に添えられた写真が上のもの。シャデリシャスのジグヘッドリグとデニブラのラバージグを手にキメたハックニー。。。

実はピックウィックから西へちょっと行ったところに本社がある、いわば超お膝元メーカーのストライクキング社としても、代表する看板プロの一人でもある優勝者のハックニー本人にしても、FLWも、誰もがこれでトーナメント報告記事は「うまくまとまった」と思っていたでしょう。おそらくこの記事の掲載された、試合直後は。

ところが、その後に時間差でストライクキング社の公式サイトに掲載された「ウイニングルアー」は、FLWの試合直後の記事の内容とはやや異なっていました。
急遽「追加発表」されたプロトタイプのKVD8.0巨大スクエアビル
急遽「追加発表」されたプロトタイプのKVD8.0巨大スクエアビル

「FLWのウェブサイトでは3種類ってハナシになっていたけど、実はこれも使ってグレッグは優勝したんですよ」と、まさに「追加発表」された形でお披露目となったのがプロトタイプ「KVD8.0」
現行品では1.0、1.5、2.5と3サイズあるKVDスクエアビル・クランクですが、その上のビッグサイズとなる8.0が今年の終わりごろに出ますよ、ということだそうです。
おそらく、ほんとうは来月7月にフロリダで開催されるICAST(年一回のアメリカ業者向けフィッシングショー)で衝撃デビューさせたかったのでは?と私個人的に推測するわけですが、ハックニーの優勝を受けて発表を前倒ししたのでしょう。

さぁ、ひとまずここまでの流れをお読みいただいたところで、どう思われました??

いくらフィッシングショーの1か月前とはいえ、トーナメント終了後の詳細発表が終わってから「ウイニングルアーの追加発表」なんて、いくらなんでもストライクキングさんよ、タイミング良すぎやしねぇかい?と思っちゃった方、いらっしゃいますよねぇ?(笑)
私も、もし「ある事前情報」を耳に挟んでいなかったら、そう思ったと思います、正直言って。
でも、今回に限って言えば「これは、ストライクキング的には本当はまだ隠しておきたかったんじゃないかな?でも、隠し通すには難しくなってしまったので、諦めてバラしたに違いない」と読んでいます。(あくまで私の勝手な推測ですが。)

なぜなら、以下のような別の流れの情報が、地元ならではの「口コミ」で耳に入ってきていたからです。

話の発端は、ハックニーが今回はトップ10のカットに残りそうな、いや、うまくいけば優勝争いにも絡むのでは?というウエイトで予選の前半2日を折り返した夕方あたりから始まります。
大のトーナメントファンである地元バサーのアメリカ人おじさんが、FLW参加中の有名選手が大勢宿泊中のモーテル駐車場を突撃訪問。駐車場で、翌日の準備に余念の無いグレッグ・ハックニー選手を見つけました。
「やぁ、今回は絶好調だね!がんばってね!」
「ありがとう!全力を尽くしてやってみるよ!」
そんな会話がやり取りされている間、おじさんの目線は自ずとハックニーの準備しているタックルへと…。

(おじさんの心の中の声→)『ん?何これ?こんなルアー見たこと無いぞー!』…と思ったか、思わなかったか(笑)。ボディのサイズは見慣れた今流行のディープ攻略ビッグクランク、ストライクキング10XDに見えたものの、ディープクランクではなくシャローランナー、しかもスクエアビルがついているじゃないかーー!っと。
これは凄いものを見てしまったっ!と思ったおじさんは、即座に釣り仲間にSNSを通じてコソーリ拡散しました…ああ、恐るべし現代のIT社会…。
しかし、それを目にした大勢の「受信者」たちは、こう反応したのです。「ピックウィックだろ?ディープ攻略がこの時期のド定番。それ10XDだろが。みんな投げてるよ、この時期は。見間違えでしょ。」と。
皆がこの時点では「このおっさん、10XDも知らんのか?見てもわからんのかね?」と馬鹿にして取り合わなかったのです。
そこへきて、試合直後のFLWサイトの公式発表に書かれた「KVD2.5」の発表。どこが巨大やねん…と、そのまま「慌て屋おっさんの単なる見間違い」で済まされ、相手にされないまま忘れ去られようとしたそのとき、大ドンデン返しの「ストライクキング公式サイトで追加発表、KVD8.0!!」という展開。

「な!な!?オレ、言ったろ?」とおっさんも思わず念を押しなおす(笑)慌て屋どころか、まさに大スプークを誰よりも早く報告したにもかかわらず、最初は相手にされなかった可哀想な地元のトーナメント大好きおじさん…。

そんな話の流れがウラ舞台で進んでいたことを見守っていた私としては、同時進行で起こったストライクキング社の「追加発表」に、ミョーな真実味を感じてしまったというわけです。

文頭で書いたとおり「前日の6月7日土曜日にはもう、私を含む一部の地元のオッサンバサーたちが、現地に行かずして彼の使っていた秘密のウイニングルアー(になる予定だったモノ)を実はもう知っていた」というのは、そういう経緯だったわけです。

では、いったい真相は?当事者のみが知ることであり、第三者である我々には誰としてどの説が真実かを証明する術がありません。
推測とか憶測とか、そういう曖昧な話になってしまうので、最終的なご判断は皆さんご自身にお任せいたします、と念を押しておきますね。

推測ついでに私が今感じている一つの予感…それは…
ビッグサイズのスクエアビル・クランク(シャロータイプ)が、ICASTフィッシングショー後にブレイクするかもよ?ってことです。
トレンドを追いかけるのがお好きな方は、そのあたりを気にしてアンテナ張っといたほうが良いかもよ。

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