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DIY 自作と修理


フォードF-250ファンクラッチの交換 2017/2/15(水)

今回のDIYは、なぜかいつもアクセスの多い(笑)フォードF-250スーパーデューティーのメンテナンス記事です。 エンジン冷却水のラジエーターに面した空冷ファンの自動On-Offをコントロールする「ファン・クラッチ」という部品を交換します。 このファンクラッチは温度で冷却ファンのOn-Offを切り替える役割なのですが、近年ほとんどのものは電子制御になっています。私の年式のスーパーデューティーはこのファンクラッチが昔ながらの機械式タイプで、長年使うとサーモスタットが機敏に反応しなくなり、温度が上昇してもOnにならないという症状が多発してきます。 この多発「してくる」というのがクセモノで、一気に壊れてくれたら誰でも簡単に気づくことができるのですが、長年かかってジワジワと反応が鈍くなってくるため、普段からかなり注意していないと劣化に気づかない。 真夏のエアコン使用時に信号待ち直後のゼロ発信でファンが高回転反応しなければ、まずこのファンクラッチの寿命を疑ったほうがよい。 気づかず使い続けると、ただでさえ高熱との戦いが宿命の大排気量V8ディーゼル、規格想定外のオーバーヒート状態が続くことでエンジンの寿命は一気に縮まります。 この交換作業を行ったのは秋ごろ。 最初はただ単にファンクラッチの交換だけで済むはずだったのが…予想外の別パーツ損傷を発見することに…

冷却ファンはラジエーターの後ろ側にあります(黄色い矢印)

ファンの上に冷却水のリザーバータンクがあり、それを外さないとファンが外せない。何もせずいきなり冷却水リザーバーを外すと冷却水が溢れ出てしまいます。そこでまずは冷却水をラジエーター下のドレンプラグから抜き取って減らす作業から…。

冷却水の液面が下がりきったところで、やっと安全に冷却水リザーバータンクを外すことができます。

この巨大なクレセントレンチでファンクラッチの取り付けをを緩めます。ところでこの工具、確か日本では皆「モンキーレンチ」って言ってますが、ここアメリカの南部ではクレセントレンチと言わないと通じません。モンキー?はァ?「猿はお前やろ」的な顔で何度も聞き返された挙句「何を言ってるのかわからん」で悲しく会話が終わりますのでご注意を(涙)

「クレセントレンチ」で根元を緩めます。ところがフォードのスーパーデューティーに関しては、一般的にここの締め付けは長年の使用で固着している場合がほとんど。他の様々な工具をアレンジしてネジの固着を緩める努力が必要です(努力中の写真は省略)

冷却ファンが外れました。デカイです。重いです。

ファンの中心部にあるアルミフィンの付いた丸い部品が、ファンクラッチASSY。

4本の小型ナットで止めてあるだけなので、ファンクラッチ自体の交換は極めてイージー。それよりもファン全体を取り外すほうが何倍も大変なんだな…。

ファンクラッチ、新旧比較。…と言っても、見ただけでは汚れてるかきれいかの違いぐらいしかありません。内蔵サーモスタットスイッチの効きが鈍くなったのが、交換の理由です。


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ここで予想外の事件発生!冷却ファンの取り付けの際に、ラジエーターについている冷却水ホース接続部が……ポキッと…。この部分はプラスチック製なので、長年の熱と冷却の繰り返しで劣化するんですね。こうなってくるともうラジエーター自体がそろそろ寿命です。

このままでは冷却水を入れて循環させることができず、車を動かすことができません。とりあえず部品屋さんまで自走できればなんとかなると判断し、応急処置を試みます。ラジエーターのホース取り付け部の折れたベースの周囲表面をサンドペーパーで荒らし…

家にあるガラクタBOXをひっくり返して何かサイズの合うものはないか?必死に探しまくって、エアツールの脱着フィッティング金具が偶然にもぴったり。金属製だし冷却水の温度上昇時の心配もないでしょう。

超強力タイプのエポキシ系接着剤を準備して…。

液漏れしないよう、しっかり目止めします。

ああ……。冷却ファンは問題なくもとの場所へと…。ファンクラッチ交換が完成した嬉しさなんて、ラジエーターの「ポキ折れ事件」で吹っ飛びましたワ(涙)。

エポキシ接着剤だけでは不安なので、さらに周囲を粘土タイプのパテで補強。これでなんとかパーツ屋への往復の間だけは耐えてくれ…!と祈るしかありません。

さっそくインターネットで近所のパーツ屋のリアルタイム在庫を確認したところ、私のF250に合うラジエーターの在庫が最も近い店にあることを発見! こういうときに、ピックアップトラック全米歴代販売台数1位のFシリーズに乗っていると得をします。 逆にもしマイナーな車種に乗っていると、パーツ取り寄せに1週間はフツーにかかりますから大きな差がつきます。時は金なり。 パーツが確保できたからといってまだ安心はできません。最寄のパーツ屋への往復とはいえ、日本の高速道路の料金所2区間分ぐらいの距離を日本の高速走行ぐらいのスピードで走らなければならないので、その途中で仮留め応急処置した接着部分が取れて冷却水が漏れ始めたら、それ以上は自走できないのでおしまいです。 さらにラジエーター在庫確認時点から、その5時間後には個人的にどうしてもキャンセルできない重要なアポイントメントがあり、しかもその際に車は1時間ほど自走できる状態でなければならないという状況に追い込まれました。 ここは無理をせず、自走は断念してレンタカーを手配するか? しかし、田舎なのでレンタカーもすぐに手配できなかったり、予約どおりの時間になっても「まだ車が戻ってません」なんていう冗談のような本気の展開も過去に経験済みなので…(アメリカの田舎の大らかさを侮ってはいけない・笑) じっくり冷静に考えた挙句、これはもう5時間のタイムリミットでラジエーターを自力で交換するしかないなと。それがもっとも確実だと。これで失敗したら自分の責任だけど、他の手段で失敗するとそれは他人のせいで…となり、悔しさ500倍ぐらいで後悔するぞと(笑) もちろん、車のラジエーターなんて今までの人生で自分で一度も交換したことがありません。 こうなったら迷っている時間がもったいない…新品のラジエーターを引き取りにパーツ屋へとハイウェイを走り出したのでした……(後編へ続く)

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